アルコール発酵 (Alcoholic Fermentation)
 イースト菌が砂糖をアルコールに変換するプロセス。同時に多くのフレーバーとテクスチャーの変化も発生する。単純発酵ともいう。

バランス (Balance)
 ワインにおいて、それぞれの成分が調和することで、ワインの特定の側面(すなわち酸度、アルコール、オーク、タンニン)が他のものを圧倒しないこと。

樽 (Barrel)
 特に木製の樽をいう。標準サイズは59ガロン(225L)であるがより小さいサイズも手に入る。

Brix(ブリックス)
 マストなどの中の糖分のパーセンテージ、単位は度で示す。糖度。

キャップ (cap)
 赤ワインの発酵の間に、果皮が浮き上がって発酵容器の上部にキャップを作ること。キャップは発酵しているワインに混ぜ戻す必要がある。

カーボイ (Carboy)
 大きな(通常3〜5ガロン〔1〜19L〕ガラスの壜で白ワインの発酵に使われ、赤・白ワインとも熟成はこの中で行われる。

破砕 (Crush)
 a)ブドウの果皮を優しく破ること
 b)クラッシュは、秋の忙しいシーズンを指す英語で、この時期、ブドウの収穫、破砕、圧搾、発酵が行われる。

ドライ度 (Dryness)
 マストの中の発酵可能な糖分がアルコールに変化し発酵が止まるポイント

エレバージュ (Elevage)
 発酵の後から壜詰めまでのワイン造りの期間。仕上げとか矯正などの用語が近い。この段階(熟成と呼ばれる)では、ワインの造り手は何らかの介入をするのか、ワインが自分で進化するのを待つのかの判断が必要である。

発酵容器 (Fermenter)
 果汁がワインに変化する容器。白ワインは一般にガラス製のカーボイのなかで発酵する。赤ワインは果皮とともに発酵し、大型バケツのような開放型のプラスチックの容器で発酵する。

澱 (Lees)
 イーストやブドウの細かい破片で時間とともにカーボイや樽の底に堆積する。

マロラクティック発酵 (Maloractic Fermentation)
 バクテリアがブドウの中の天然のリンゴ酸を酪産に変換するプロセス。このプロセスによってワインの酸度がさがり、ボトル内で発酵が起こる可能性を低くする。

マスト (Must)
 白ワインの場合は搾汁されたブドウ果汁。赤ワインの場合は、破砕されたブドウで、果皮や果汁、種からなる。

酸化 (Oxidation)
 酸素に触れることで果汁やワインが褐色化すること。

圧搾 (Pressing)
 果汁やワインをブドウの果皮から分離すること、このプロセスは加圧によって行われる。

ラッキング (Racking)
 果汁あるいはワインをある容器から別の容器に移すプロセス。小規模醸造家はサイホンチューブを使って行う。

発酵のスタック (Stuck Fermentation)
 すべての糖分がアルコールに変換される前に、マストの発酵が停止すること。

スタイル (Style)
 ワインの個性を示すフレーバーとテクスチャーの特徴。ワインのスタイルには、軽い、新鮮な、爽やか、重い、複雑などの表現がある。また、口当たり(mouth-fill)の表現には、フルーティ、シンプル、快活などがある。

硫黄 (Sulfur)
 ワイン醸造では慣用的に二酸化硫黄SO2のことを指し、亜硫酸カリウムの形で添加されることが多い。保存料として果汁やワインに添加され、過剰な褐色化(酸化)や微生物の不要な増殖を抑制する。

タンニン (Tannins)
 ブドウに含まれる天然の化合物で、ワインの渋みあるいは苦味を与える。

ビンテージ (Vintage)
 ブドウが収穫された年のことで、その気候条件がワインスタイルに影響を与える。

ワイン造りの用語